こんにちは、スーパースカルプ発毛センター新大阪店の松野です(・∀・)ノ
敏感な方はすでにヤツの気配を感じているのではないでしょうか・・・
今年は盛大に飛ぶらしいです、花粉。
今ならまだ耳鼻科も空いているようですので
アレルギーをお持ちの方はお早めに!
さて、今日のブログは前回のお話の続編です。
https://super-scalp-unity.com/2019/02/07/%e7%94%b7%e6%80%a7%e3%83%9b%e3%83%ab%e3%83%a2%e3%83%b3%e3%81%a8%e8%96%84%e6%af%9b%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82/
男性ホルモンとAGAの関係について。
今回は生活習慣や施術での薄毛改善のお話を書くつもりでしたが
ちょっと補足的な内容も踏まえて、もう少し掘り下げてみようかと思います!
薄毛は遺伝するのか?
率直に言うと遺伝する可能性は高いです。
「遺伝ならどうしようもないじゃないか!」
と、あきらめず
バレンタインでもらったチョコなどかじりながらお付き合いください♪
そもそも、AGAは男性ホルモンのテストステロンが関係しています。
体内酵素の5aリダクターゼによって悪玉男性ホルモンに変換され
毛乳頭のレセプターが受け取ることで脱毛スイッチが入る・・・
と、ここまでは前回のブログで書いた通りです。
この一連の薄毛メカニズムを起こしやすい遺伝子というのが存在していて
父・母から受け継がれていくのです。
薄毛になりやすい2つのタイプ
①5aリダクターゼが活性化しやすいタイプ
②男性ホルモンのレセプターの感受性が強いタイプ
まず、①のタイプ
そもそもお互いに悪さをしない男性ホルモンと5aリダクターゼですが
活性の高いタイプの人は悪玉男性ホルモン『ジヒドロテストステロン』
に変換しやすいため、脱毛が引き起こされやすくなります。
また、この遺伝子は優性遺伝なので
父・母どちらかが活性の高い遺伝子を持っていれば
子供にも遺伝します。
そして、②のタイプ
『ジヒドロテストステロン』が毛乳頭にある男性ホルモン受容体に
受け取られることで脱毛スイッチが入ります。
このレセプターの感受性が高いほど脱毛のリスクも高くなります。
感受性が低ければ、『ジヒドロテストステロン』が作られても
脱毛は起こりにくいということになります。
学生時代に生物の分野で勉強した記憶のある方も多いかと思いますが
男性はXの染色体を母親から、Yの染色体を父親から受け継ぎます。
この、男性ホルモン受容体に対する感受性が高いかどうかの遺伝子は
X染色体に存在します。
なので、母親がこの遺伝子を持っていた場合に男子の子供に遺伝する
ということが分かっています。
さらに、母親の持つX染色体は祖父母から受け継がれているため
母方の祖父が薄毛の場合に孫が受け継ぐ確率が高まるというわけです。
ちょっと難しくなってきましたが・・・
世間でいう「ハゲは隔世遺伝」という根拠はここにあるんですね。
今日は薄毛は遺伝するのか?
というテーマでお届けしてまいりましたが
薄毛遺伝子を持っているからと言って必ず薄くなるというわけではないですし
遺伝子を持っていなくても生活習慣や間違った頭皮ケアやストレスなどで
薄毛になる人もたくさんいます。
逆に言うならば、生活習慣の改善や正しい頭皮ケアなどで
薄毛を予防・改善することも可能だということですヾ(´∀`*人*´∀`)ノ”
最後までお読みいただいてありがとうございました。
次回はまた予防・改善のためにできることなんかを紹介していきますね!