新型コロナウィルス感染拡大が心配される毎日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
スーパースカルプ発毛センター新大阪店の松野です(・∀・)ノ
私は毎日そこそこに混み合った電車に乗って通勤しています。
つり革や手すりなどには極力頼らずに、インナーマッスル強化よろしく踏ん張って立っております。
帰宅したら手洗いうがいは必ずして、できるだけ野菜を使った温かいお料理を作って食べて、ゆっくりお風呂に浸かって早めに眠るようにしています。
無症状に発症するパターンもあるとのことですし、勤勉こそが美徳!な日本文化で「風邪でも絶対に休めない」企業戦士の皆さんの中には不調を感じながらも普段通りの生活をされている方もいらっしゃるかもしれません。
新型コロナに限らず、インフルエンザなどのウィルスにも感染するリスクは日常にあふれています。
もしも感染しても重症化することなくウィルスに負けないためには、しっかりと腸活をして免疫力をあげておくことが大切ですね。
未知なるウィルスの様々な情報におびえる毎日ではありますが、できる限りの予防をしてデマや誤情報に惑わされず冷静に過ごしましょう。
さて、今日はこのブログではおなじみのワードAGAではなく、AGEのお話です。
AGE(終末糖化産物)というのは、タンパク質と糖が加熱されて(糖化といいます)できた老化物質のことをいいます。
このAGEは分解されにくく、血管に蓄積すると肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さまざまな体調不良や疾患(心筋梗塞や脳梗塞、骨粗しょう症や白内障、糖尿病、高血圧、がんなど)の温床となります(ll゚Д゚ll)
AGEを体に溜めない生活、減らす生活の習慣を身につけることが大切です。
AGEがどのように蓄積されていくのか?
外から取り込むAGE
ファストフードに代表されるような、糖分や脂肪の多いものを好んで食べ続けたり、運動不足や睡眠不足等が重なると、正常な老化に加えて病的な老化が加算されます。
また、清涼飲料水やお菓子などに使われる人工甘味料は、ブドウ糖の10倍の速さでAGEを作るといわれていますの、控えることをおすすめします。
見た目にはわかりにくいですが、実際の年齢よりも体の中の老化が早く進行することになります。
体内で作られるAGE
血中のブドウ糖が過剰になると、細胞や組織を構成しているタンパク質に糖が結びつき、体温で熱せられAGEが作られます。
紫外線をたくさん浴びたり、過度のストレスを受け続けることで過剰な酸化物が発生し、それによって体が酸化反応することを「体がさびる」と呼ばれるのに対し、余分な糖分によって引き起こされる糖化反応は、「体がこげる」と呼ばれます。原因は別々ですが、どちらも異常な老化、つまり病気への近道になります。
頭皮が酸化すると嫌な臭いがしたり、最近が異常発生したりと頭皮に異常が起こります。
体が糖化すると細胞は衰え、血管にはAGEが蓄積され髪を成長させるために必要な栄養や酸素が運ばれません。
とはいえ、タンパク質は私たちの体をつくる主成分。
もちろん髪もタンパク質でできています。
糖分も生命活動には欠かせないエネルギーの源ですので、摂らないわけにはいきません。
大切なのは、過剰に糖分を摂りすぎることや、糖化した食べ物を食べないことです。
糖化が起こす髪や頭皮への影響
年齢をかさねるとともに頭皮・頭髪の状態が気になってくる方は多いと思います。
薄毛・抜け毛・髪が細くボリュームがなくなってきた・白髪が増えてきた・・・
などなど髪の悩みは尽きません。
髪の成長を司っているのは、毛根にある毛乳頭です。
毛乳頭から「髪の毛を作るぞ!」と指令を受けて毛母細胞が分裂を繰り返したのもが角化して髪となって、頭皮から伸びていきます。
ところが、AGEが毛根に蓄積すると、毛乳頭と毛母細胞がスムーズな働きができなくなります。
すると、髪の毛は十分に毛髪が成長しないうちに抜け落ちてしまうなどのトラブルが起きます。
また、毛母細胞のすぐ隣には髪の毛に色素を与える役目をするメラノサイトがあります。
毛母細胞は分裂するとき、このメラノサイトからメラニン色素を取り込むことで、黒や茶色の毛髪となりますが、メラノサイトにAGEが溜まるとメラニン色素を十分に供給できなくなって白髪の原因にもなります。
お客様の頭皮をマイクロスコープで見せていただくと、ときどき頭皮が茶色っぽくなっている方がいらっしゃいます。
原因はお客様それぞれに違いますが、紫外線による日焼けや、血流の悪さ、腸の状態が良くないなど、そして糖化が考えられます。
糖化は細胞の老化を招き、血流悪化の原因となります。
体内にあるAGEは一度作られてしまうと消せないので、摂りこまない、作らないことがとっても重要です!
AGEを溜め込まない・少しでも減らすには
規則正しく3食しっかり食事を摂りましょう
食事と食事の間は4時間以上空けて、間食はしないようにしましょう。
腹八分目にしましょう
野菜を中心に15~30分かけて、よく噛んでゆっくりと食事をしましょう。
主食・主菜・副菜をバランスよく食べましょう
主食(穀類やイモ類)、主菜(肉・魚・卵・大豆製品)、副菜(野菜類)、を組み合わせ、食べる順序は副菜からいただきましょう。
油脂・嗜好品を控えましょう
油脂の多い揚げ物や炒め物などの料理(高温調理の方がAGEが作られます)や、清涼飲料水・お菓子・アルコールなどは控えましょう。
適度に運動をしましょう
週に3~5日、合計150分程度の有酸素運動を目安におこなってください。
健康な髪は健康な体から!
食べるもので作られる私たちの体や髪。
せっかくなので、髪に良いものを髪のために良い方法で摂り入れていただきたいです。
薄毛や抜け毛は何も対策をしないと進行する一方です。
毎日の生活の中で実行できそうな髪に良いことは即やってみてください。
髪の毛を生やすことは決して簡単ではありませんが、不可能なことでもありません。
お悩みのある方はぜひご相談にいらしてくださいね!